Kintarou'sBlog

プログラミング学習中。学習内容のアウトプットや読書で学んだことなど随時投稿!

悩む前に売れ

初めまして、Kintarouです☺️初投稿です💪

ニックネームの「Kintarou」は、昔からあだ名が「金」とか「金太郎」とかが多かったのでそのまま流用しています。深い意味はないです笑

要約

現在プログラミング学習中で、エンジニア転職を目指しています💪ゆくゆくはフリーランスとして働きたいと思っています。

学習した内容をアウトプットすることで知識の定着になればなーと思いブログを始める事にしました。

その他、最近読んでいる本のこと、見ているYouTubeなどメディアの感想、考えていることなど書いていこうと思います。

今回のタイトルですが、まずは普段考えていることなどを書いてみようと思っています。何やらブラック臭漂うタイトルですが、温かい目で見ていただけると幸いです笑

自己紹介

今までの私

今まで、といっても社会人になってからの私の事です。(それより前は機会があれば別の場で)
私は新卒でauショップの販売代理店に就職し、ショップ店員として務めました。
学生時代にも接客業をしていた私には当初、早く仕事に慣れて成果を出せる自信がありました。実際同期の中では一早く成果を上げて出世する事が出来ました。(後に、この結果は頼り甲斐のある周りの先輩方、目をかけて下さった上司の方々、共に士気を高め合った同期たち、その他関係各者様のおかげなのだと遅まきながら気付きました。本当に、感謝です)

姿の見えない問題

ただ、やはり一筋縄ではいかない現場に悪戦苦闘します。老若男女様々なニーズをお持ちのお客様、厳しい営業ノルマ、急変化する業界事情、職場の人間関係。
そんな中私を含め多くの仲間を疲弊させた悩みの1つが、「次々に出てくる新商材」でした。(是非はともかく、お客様の限られた時間の中、よりわかりやすく多くの商材をオススメする事を求められていました)

求められる指標が多いということは、指摘される(出来てないですよ、と言われる)指標も多いということです。
かつ、全く畑違いな商材が増えるものでノウハウがありません。(今は浸透しつつあるかもですが、当時携帯ショップで電気代・ガス代の話をするのは相当な違和感でした。お米や水を売ってた時期もありますがご存知でしたでしょうか...?笑)
なので、まずは成功事例を作る→獲得プロセスを分析し横展開をする→プロセスを踏んでいるか管理する。となり、商材ごとのプロセスも管理する必要が出てきます。(ここも指摘ポイントです)
毎日あらゆる指標を指摘されると疲弊してくるものです。私もですが、特に現場の人間はストレスが多かったと思います。
この課題を解決したいと思いながら多くの同僚・先輩が同じ悩みを愚痴のように言い合い、私も次第にそこに加わり半ば諦めながら「仕事だから、とにかくこなすしかないな」と思っていました。

プログラミングとの出会い

ある時そんな私に一人の先輩が、1つのEXCELシートを見せてくれました。
それは私が今まで見ていたようなただの「表」ではなく、あらゆる指標が1枚のシートでわかりやすくまとまり、かつ「今日1日で、何をどれだけやればいいのか」が明確になっている、素晴らしい「管理ツール」でした。
実際その先輩の部下はやるべき事をやるというモチベーションが高く感じました。
私はこの課題の解決方法の一つが「実績の見える化」だということに、その時初めて気付いたのです。

私はその先輩に感謝しつつ、「これで仕事がやりやすくなるな」という思いと「EXCELって面白いな」という思いがありました。
家に帰って早速PCでEXCELを開き、その頂いたEXCELデータを自分なりに分析します。
その「管理ツール」には、複雑な関数の他に1クリックで既定の形で印刷できる「印刷ボタン」がありました。『マクロ(自動操作)ボタン』です。
当時の私にはそれが何かわからず、あちこち触る内に突然表示された『VBE(マクロを記述するVBA用のエディタ)』に「うわ、なにこれ!」「触ったらいかんところ触ったか!?」とビビり倒したものです。(お恥ずかしい話、携帯ショップに勤めてた当時の私のITリテラシーはこんなものです...)
調べてようやく、それがEXCELVBAというプログラミング言語なのだと知りました。

私はそこで初めて『プログラミング』というものを意識しました。
それまで私の『プログラミング』のイメージは、薄暗い部屋の中、沢山のPCに囲まれながら0と1をひたすら打ち込んだり、政府の中枢コンピューターにアクセスして機密文書を盗んだり(犯罪)というものでしたので、特殊な訓練や教養を受けなければ不可能だろうと思っていました笑
私の中でその先輩は「PCに強い尊敬できる先輩」から「尊敬できる先輩兼プログラマー」になりました。
実際にプログラムの製作者の顔がわかると「使う人が使いやすいよう、見やすいように」というこだわりが見えてきて、私はそのまま簡単に流用するのが申し訳なく思えてきました。
もちろん先輩は使って良いよという気持ちで貸してくれたのでしょうが、同じ悩みを抱えながらも自分のスキルで問題を解決しようとしていた先輩を見て、無知を無知のままにしている自分が恥ずかしく思えたのです。
私の中で、「先輩も同じ仕事をしながらこれを作ったのだから、自分にも出来るはず」という思いが芽生えました。

そこから私は主に休みの日を利用してEXCEL関数やVBAの独学に没頭しました。自分の想定どおりにPCが動くと、複雑な機械を使いこなしている気がして嬉しくなりました。(レベルが上がって新しい呪文を覚えたような感覚です笑)
結果、私は先輩が作っていたツールに1つ2つ自分のオリジナル機能を加えた「管理ツール」を作成でき、部下に使い方を説明して管理してみました。
意識した事として、私の解決したい問題は「指摘される指標が煩雑で、チームのモチベーションが低下している」だったので「やるべき指標がそれ一つだけで明確になり、モチベーション高く仕事ができる」ようにしたいということです。
そのため途方もなく見える目標をなるべく細分化して徐々にやれば達成出来る事がわかるようにしたり、チームの中で自分が出来ている項目を目立たせるようなレイアウトにしてみました。
チームの皆喜んでくれ、実績も上がり注目されるようになりました。

その後現在に至るまで

プログラミングに興味を持った私は業務の側「プロゲート」や「ドットインストール」などの学習サイトでプログラミングを独学で学習しながら、転職を考えるようになっていました。

理由としては、①ツールを使う側から作る側になりたいと思った事、②30代を迎えるにあたり、形に残せるスキルを身に付ける職につきたいと思った事、③会社に頼らない生き方をしてみたいと思った事。その他も色々ありますが、そういった夢を抱くようになり、達成した自分を想像してワクワクするのを感じていました。

もちろん同時に不安はありました。理想は「プログラミングスキルを身に付けられる会社に転職し、成長できたら独立して働く」ですが、20代後半にして未経験で目立ったスキルもない私に研修期間を設けて成長させてくれる会社などあるだろうか。もし自分なら若くしてプログラミングのスキルを備えている別の人を雇うし、独立しても優秀なプログラマは沢山いる。その中で自分はやっていけるのだろうか。

そういった事を考えて日々を過ごす中「プログラミング 転職」なんかを調べていると、ある時マコなり社長の”転職・就活で「成長できる環境」を求めてはいけない”という動画に出会います。

www.youtube.com

タイトルからしてまるで当時の私に呼び掛けられてる思いでしたが、動画を拝見して驚きました。
この動画には当時の私の悩みに対するアンサーが全て詰まっていたのです。
当時の私はこの動画の中でいう「ジョブ」と「キャリア」の間くらいにいて、仕事は生きるために収入を得る「手段」であり、その中で自分のキャリアやスキルを高めることによって市場価値が上がり、さらに収入を得る事ができる。世の中は競争であり、スキルのある市場価値の高い人が市場を支配する。凡人が新しい物を生み出しても、スキルのある人にすぐ出し抜かれてしまう。
そういった考えを粉々に打ち砕かれた思いでした。(話し方も嫌味のなく、伝えたいという思いが伝わる話し方で感銘を受けました。仕事柄、わかりやすく・端的に・かつ魅力的に伝える難しさや努力はわかるつもりです)

私はYouTubeでチャンネル登録などしたことがなかったですが、動画を見終わった後即登録したことには自分でも驚きました。(実際マコなり社長の動画はクオリティが高く納得感を得られるものがほとんどで、いつも参考にしています)
マコなり社長の動画を視聴するようになり、この人のサービスを体感してみたいという思いもありTECH CAMPを受けることにしました。
今は仕事を辞め、自分の夢を目指して歩き出している状態です。TECH CHAMPでは志を共にする優秀でちょっと個性的な仲間もおり、楽しく勉強させてもらっています笑

tech-camp.in

これからの私

私の今の夢は2つです。
一つはフリーランスのエンジニアになり、自分の作ったサービスで働く人の負担を減らしたり、やりたい事をしたり、探したりする時間を作ってもらう事。
もう一つは、私の我儘にいつも付き合ってくれる妻と一緒にやりたい事をやり通す人生を送る事です。

長文駄文失礼致しました。読んで頂けた方、本当にありがとうございます。
興味のある方がいるかわかりませんが、機会があれば私の今までの経験談も書く事があるかもしれません。

このブログに関して

  • 何故ブログを書くのか
    日々学習していることの備忘録やアウトプット、文章を書く練習、思考の整理として書いていきます。

  • ブログの内容
    学習したプログラミング知識、本で学んだ知識、私の体験談や感想。

  • このブログを読む方の想定
    主に、①同じくプログラミングを学ぶ方、②実務をされている方、③携帯ショップに勤めた経験のある方、④③かつ今の職場に悩みのある方の参考にして頂いたり、ご意見を頂けるようなブログにしたいと思っております。もちろんそれ以外の方も、お読み頂けるとありがたいです。

  • 書く頻度
    1日1記事(目安:500〜1000文字、平日のみ)
    コミットすると負担になりますが、続ける自戒にもなるので宣言します。が、生活環境の変化により頻度は随時変更するかもです。

悩む前に売れ

背景

さてタイトルですが、これは前職でお世話になった先輩の言葉です。(自己紹介での先輩とは別の方です)
当時私が責任者となった店舗の、前任の責任者をされていた方です。
それまで私は他の店舗の責任者でしたが、小さい店で従業員も少なく、1人優秀なプレーヤーがいればなんとかなる状態でした。
なのでチームをまとめあげたり仕事を分配する必要もなく、マネジメントというものを意識しなくてもなんとかなったのです。ですが新しく赴任した店舗は規模が大きく、私一人では管理する事が難しい状態でした。

私はしばらく前任の先輩と、店舗管理の仕方や人間関係などを相談させてもらいながら管理をしていました。前任の先輩は素晴らしい指導者で店舗をまとめあげ、県の全ショップ中1位の実績を収めたこともある方です。
そんな先輩が実績の上がらず悩んでいる部下に対して、いつも言っていたのがこの言葉です。

「悩む前に売れ」とは

一見「いや売れてないから悩んでんだよ...」と思うような言葉です。
接客とは不思議なもので、”全く同じトーク”で”同じ商品”を”同じ値段”でオススメしていても、AさんとBさんで売り上げが全く変わるということがあります。時にはベテランよりも、拙いトークでオススメする新人の方がその日の売り上げがいいということもあります。
もちろんあらゆる要素のある中で「このトークの仕方は理解してもらいやすく、買って頂きやすい」、「このタイミングだとしっかり聞いてもらいやすい」とされるノウハウはありますが、同じトークを”同じ人”がしても「昨日は売り上げが良かったが今日はダメ」ということが当たり前にあるものです。

それでも日毎の数字を求められる中で少しでもトークの精度を上げようと、なぜ売れないかの原因を探そうとするのですが、悩める部下にその先輩は続けていいます。

悩む前に売れ。売ってから悩め。
売れない時に悩んでも答えは出ない。
まずはあれこれ悩まず売りなさい。そして売れてる時にちゃんと悩んで原因を探しなさい。

前提としてこの言葉は、先輩がスタッフ毎のトークの分析や普段の接客に目を配るなどを普段からしている上でのものです。
だからこそ「あなたにはちゃんと売れる力がある」「私にはそれがわかっている」という含みも込めて、伝わるのだと思います。
その指導を受けたスタッフは、その後売り上げを上げて主力プレーヤーになるのですが、私が「君は売り上げがいいのになんでそんな悩んでるの?」と聞いたら「売れてるから悩んでるんです」と返されたのを覚えています笑

言葉を記憶に残す

私はあれこれ悩んで進まない時に、いつもこの言葉を思い出します。
元々考えてから行動したり考えてから発言をするタイプなので、今もですが何も出来ずに終わったり行動に移すのが遅いことも多いです。
そんな時この言葉を思い出して「悩む前にやってしまおう!」と、行動に移すのです。

日本には昔から「案ずるよりも産むが易し」という言葉があり、私もこのエピソードの前から知っている言葉ですが、悩んだ時に思い出すのはいつも「悩む前に売れ」の方です。
実体験で文献を調べたわけではないですが、一瞬「?」と思う言葉の方が人の記憶に残りやすいのだと思います。そしてこの先輩は、意識してそういう伝え方をするのが非常にうまかったです。 (「悩む前に売れ」は先輩の店舗で働いている全員が知ってる言葉でしたし、どういうことかの説明も全員出来ました)

その後、私も部下に何か伝える時は「記憶に残りやすい端的な言葉」で伝えるように意識しています。
私は先輩ほどうまくないですし部下に伝わっていたかは分かりませんが、私の部下は優秀なのでわかってくれていたと思います笑

誰かに何かを伝えたい、少しでも記憶に残したい。そういった時に1つの参考になったならこれ幸いでございます。

初投稿にて長文となり失礼しました。お読み頂いた方はありがとうございます。
勉強の側こんな投稿もたまにはしていきたいなとおもっております。それではまた✋